後縦靭帯骨化症について
背中の中を走る後縦靭帯が骨化してその中を神経が通っており骨化している部分で神経を圧迫して感覚障害や運動障害など様々な症状が引き起こされます
中年以降50代の男性に発症することが多く、糖尿病や肥満傾向の方にはっしょうされやすいと言われております。また、遺伝傾向もみられることもあり
ます。
後縦靭帯骨化症の種類と症状
1.頸椎後縦靭帯骨化症
・首や肩・指先の痛みや痺れが出ます
・症状が進行すると痛みや痺れの範囲が広がり足の痺れ、足が思うように動かない
2.胸椎後縦靭帯骨化症
・下肢の脱力
・歩行困難
・排便、排尿障害
3.腰椎後縦靭帯骨化症
・歩行時の下肢の痛み、痺れ、脱力
*後縦靭帯骨化症は発症すると進行するとは限りませんが、神経障害が強く進行すると手術を行うこともあります
後縦靭帯骨化症は全身の筋肉が緊張しやすい為、痛みの出ない範囲でマッサージや鍼灸治療、リハビリなどで痛みや痺れなどを軽減させることにより痛みなどに対するストレスなどを緩和させます。